「カウンセリングに遅れている日本」
先ずはカウンセリングが何かを知ってもらいたかったんです -と、須藤氏は強く語りだしました。「まだカウンセラーとして仕事を始める前、メールで様々な人と悩みを伝えあっていた頃、当時不登校だった高校生の女の子が私とのやり取りを通じて半年かけて保健室登校が出来るようになり、メールが途絶えて数年後、アメリカの大学で児童心理を学んでいる彼女からメールが来ました。」
このことが強いきっかけとなり、須藤氏はカウンセラーとしての道を歩み始めました。それから20年以上、延べ3000人以上のカウンセリング実績から得た独自のスタイルにより、現在もメールや面談での相談業を行っています。
日本では「心理カウンセリング」がまだまだ浸透していないのが現状。「ひたすら独りで悩みを抱え込み続け、ココロの病に陥ってしまったり、最悪の結果を迎えてしまう人が多い」
海外のように、カウンセリングを身近に置くことで、解消出来る心の問題があるのは確か。
そのためにも、まずカウンセリングとはどういうモノかを知ってもらうために、分かりやすい形でこの本を書いてみたかったーとのこと。
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「読むだけで変わる、カウンセラーからの10の質問/須藤勝則」
勇気を持って一歩を踏み出したその時から、あなたのココロの回復が始まる -自身の経験、数千の相談者達とのやり取りから それだけは確信している。彼のカウンセリングルームは、のどかな田園の中、ひっそりと話せる場所になっている。「ね、こういうところ落ち着くでしょ」と和やかに笑う須藤氏のもとには、日々様々な相談者が訪れる。
カウンセリングは、「人が人を助ける術」の一つ。当たり前そうで当たり前でない“他者に相談が出来る習慣” 代わりに、こういった術で、現在の複雑な人間関係のひずみが無くなっていくことを願います/記事:ソラノイエ
2018/8/12 kindle版 電子書籍/Amazon
「読むだけで変わる、カウンセラーからの10の質問/須藤勝則」
須藤勝則
全日本カウンセリング協議会および一般財団法人日本能力開発推進協会よりカウンセラー認定