「自分らしく生きるために」

夏休み明けに高校生が列車へ飛び込み自殺したことを受けて、県内学校へのスクールカウンセラー派遣を強化するとの新聞記事を先日観ました。また妊産婦死亡、原因は自殺が1位「産後うつ」か、というニュースが。自殺対策基本法では、9月10 日から9月16 日までを「自殺予防週間」と位置付け、国及び地方公共団体は、啓発活動を広く展開するものとし、それにふさわしい事業を実施するよう努めています。

自殺を考える人の多くは
そのココロの奥に「不安」や「厭世観」を抱えています。そしてそのような考え方は、幼い頃から「自分」を「否定」されて来たことで「自分はダメな人間」と思い込んでしまっていることに起因していることがほとんどです。

必要としていない…
自分は学校に行っても友達も出来なくて、イジメられて、無視されて、何も楽しみがない。何のために学校に行くんだろう? 何のために生きているんだろう?この世は自分を必要としていない…

出来っこない…
お腹の中に芽生えた新しい命。ダメな私が「母親」になんかなれるんだろうか?子育てなんてしたことないし、親から愛された記憶もない。そんな私に「一人の人間を育てる」なんてこと、出来っこない。

「自分」を否定し、「出来ない自分」を抱え続け、
自分の存在価値や生きている意味に疑問を抱え続け、それは常に不安となって付きまとい、いつしか「消えてなくなりたい」という考えに支配されてしまう。これに何らかのきっかけが加わると「自殺」という最悪の選択をしてしまいます。

このような「生きづらさ」を抱えながら生きている人を「アダルトチルドレン」と言います。

間違った思い込みがあるだけ
自分がダメだから、自分が悪いからと常に自分を責めてしまい人間関係もうまく行かない。ですがそれはあなたが悪いわけではなく、ただココロの中に「間違った思い込み」があるだけなんです。アダルトチルドレンを正しく知ることで、これまでの自分の生き方の中にあった問題点をカウンセリングやセラピーで修正していけば、

その後の人生は自分らしく生きられる。

そのことを一人でも多くの方に知って頂きたい/須藤勝則

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