カンボジア大使館の監修のもと、写真展を企画

CAMBODIA, a fascinating country (English Edition) CAMBODIA, a fascinating country (English Edition)

Shuichi Ebe (著, 写真), Kei Sato (翻訳),Royal Embassy of Cambodia(監修)/Amazon.com


カンボジア王国の今(日本語版)から今度は英語版の電子書籍を発行
7月下旬に英語圏向けに発行予定『Cambodia ruins and people’s lives』(カンボジア王国の今)は、一般社団法人EGAが東南アジアの後進国を支援事業の一つ。中村靖夫さん、江部修一さんが中心となり盛り立てている。

若き頃の想いが、
江部修一「クメール文明など歴史に大変興味があったが、事業経営の傍らでは熱意を全て向けるわけにもいかず、もんもんとしていた。3年前、自分の会社を若い社長に譲ったのをきっかけに、偶然出会った中村さんと息が合い、カンボジア巡りを始めた。ビジネスを模索していく経緯が若いころに戻ったようでとにかく楽しい。若き時の想いがふつふつと盛り上がってきて、文明への興味は更に強くなった」。

10回以上現地に赴き、
カンボジアは、ポルポト政権によって無になってしまった国を、復興に向けて下地から作り直している最中。200万人ほどを失った国民は、中間層(30~40代)が大変少ない。平均年齢が25歳と大変若くもある。中村さん、江部さんは、「今の人にカンボジアを知ってもらいたい」。と、熱く語る。アンコールワットが中心だけど、それとは別に実際の自然や人、社会、生活を知ってもらいたいとのこと。現実的には農村でも格差があり、その現状を知ってもらうために、10回以上現地に赴き、遺跡や水辺の風景なども含めて膨大な数の写真を撮影した。

日本の人たちにカンボジアのことを(展示会開催について)
そこから90枚ほどを選定して展示会を開催することにした。「カンボジアの今」という題目で、写真展で日本の人たちにカンボジアのことを知ってもらおうと至った。

写真展/一般社団法人EGA

遺跡、アンコールワットを中心としたものや、そこから車で5時間ほども離れた場所にある大きな遺跡群、そして、社会の情況を伝えるために都市の風景や村の風景を揃えた。カンボジアの人たちは水を大切にする。水辺の風景により、カンボジアは水によって支えられていることも強調したい。東南アジア最大の湖もある。トンレサップ湖は、雨季と乾季では面積が10倍くらい違う。湖の上で暮らす人もいる。自分のボートをもっていたり、小さな子供もボートを扱いながら生活している。都市の風景では、もともとフランスの保護を受けているため、その当時の歴史的な建造物(フレンチコロニアム風)等がある。古い植民地時代や現代のプノンペン、古風なものと近代的なもの両方が存在している様子はまさに歴史を感じることが出来るーー。

電子書籍でも発表
展覧会(一週間)で紹介するにはもったいないので、もっと多くの人に知ってもらいたいと思い立ち、日本語版と英訳版の両方を発行することにした。利益は一部カンボジアに寄付しようと考えている。カンボジア大使館監修のもと、彼らの今の様子を是非目にして欲しいーー。(七月下旬頃Amazonより発行予定。状況により遅れることがあります)

CAMBODIA, a fascinating country (English Edition) CAMBODIA, a fascinating country (English Edition)

Shuichi Ebe (著, 写真), Kei Sato (翻訳),Royal Embassy of Cambodia(監修)/Amazon.com

江部修一「イベント当日は、商店街の一角なので、数多くの方に見てもらいたいというのと、
印象を受けた写真があれば張り合いも出るので教えていただきたい。今回はマスコミ各種も協賛してくれているので、展覧会の案内がされますが、足を運べた方もそうでない方も興味を持っていただけた方は、電子書籍でも更に楽しんでもらいたい」展覧会への評価を受けたら、第二弾の写真展等で、まだ紹介できなかった部分を紹介していきたいそうです。次の写真展をまた東京など別な地域で行く予定だそうです。

日本とカンボジアで比べて
日本は成熟しきっていて、なかなか伸びは無い。閉塞感を感じてる人も少なくないだろう。若い人もあまり夢をもってトライしている現実はない。しかしカンボジアの若い人は、国づくりを一からやらないといけないということで、非常に頑張っている。日本にも憧れているし、勉強もしている。まだまだ学校が少ないので、午前と午後の部で分けている。それに応じて講師が不足している。更には家族と一緒にいられず孤児院にいる子供も多い。この活動を通して、日本の若い人に目を向けてもらいたい。ある程度年代のいった人たちに、旅行して知ってもらいたい。彼らを見た時、支援をしたいと思う人も多いだろう。そして、自らを発奮させる人も少なくないかと思う。

『カンボジア王国の今
コンデジで撮った今日のカンボジア
-ここまで撮れるコンパクトデジタルカメラの世界-』

【日時】2019.6/24 -30 10:00−18:00
6/24初日13:00−18:00
6/30最終日10:00−17:00

【会場】 オリオンACプラザ(〒320-0802 宇都宮市江野町3- 10 竹川ビル1F)
【料金】入場無料(チャリティ募金を行っています)
【主催】一般社団法人EGA  ega-jp.com

【後援】カンボジア王国大使館・JICA筑波・(公財)栃木県国際交流協会・NPO法人宇都宮国際交流会・下野新聞社・朝日新聞宇都宮総局・毎日新聞宇都宮支局・読売新聞宇都宮支局・産経新聞宇都宮支局・とちぎテレビ・栃木放送・エフエム栃木・宇都宮ケーブルテレビ・宮ラジ